50回目の?
5億年ぶりくらいに自分の時間が取れたので、久しぶりに映画を借り、そして観ました。何気に最初から最後までしっかり観られるの久しぶりで嬉しいです。
今回、「50回目のファースト・キス」という、2004年に公開されたアメリカ映画を観ました。普段ラブロマンス系統の映画はあんまり観ないんですけど、これは昔からずっと気になっていて。 全米一位🥇記録しているし、洋画ではテッパン中のテッパン、なのに観ていなくてずっとウズウズしていました。
– – – – – – – – – – – – -▷◁.。
『50回目のファースト・キス』(ごじゅっかいめのファースト・キス、原題:50 First Dates)は、記憶障害の女性と、一途な愛を貫く男とのロマンティック・コメディ。全米1位初登場を記録している。(Wikipediaより引用)
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本当にその通りのストーリーで、これ以上に説明ができないんだよなあ…。 ちなみに、鑑賞後レビューなどで「本当にこんな記憶障害起きるの?」というコメントを見かけましたが、短期記憶だけ抜けてしまうという障害は、先天的であれ後天的であれ実際にあります。 ただ、リアリティが無いという風に思えてしまう気持ちもよくわかる。だって、私たちは昨日のことを忘れずに覚えているし、さっき食べたご飯のことも覚えている。だから、ありえない世界に思えてしまうのも仕方がないことだと思います。
この映画の冒頭~中盤では、彼女(ルーシー)も、周囲も、同じ日/同じ場所/同じ所作を繰り返します。彼女の記憶は、一日しか保たれないから。
この物語の主人公であるヘンリーは、そんなルーシーにカフェで一目惚れをして、彼女とも意気投合するのですが…翌日には、ルーシーは彼のことを忘れてしまっていました。 なんで? どうして? あんなに仲良くなったのに! テンパる彼をお店の人は連れ出し、ルーシーが過去に遭った事故と記憶障害について説明してくれます。 そこからは、彼も劇団員の仲間入り。彼女の、繰り返す日曜日の中の1ピースとして奮闘します。時にうまくいき、時にフラれ…
しかし、現状は保つことができても、未来には進めません。彼女が不幸なことに自分の事故、記憶について知ってしまう日もありました。
そこでヘンリーは毎日更新されるビデオレターを作成し、毎朝ルーシーにすべてを思い出させる。そしてまた、彼女も彼やその日起きた出来事を日記につけ、記憶を引き継ぐ努力をします。 これらが無ければ、ただの他人であるふたりが、ビデオレター、日記を通じて毎日幸せな恋人になれるのです。
やがてヘンリーは自分の夢(海洋研究)を諦めて、ルーシーとの日常を守ることを選びますが、彼女はそれを良くは思いませんでした。自分の存在が、彼の夢を滅ぼしたと思っているからです。 そこで、ルーシーはある行動に出ます。最終的に、二人の結末がどうなるのか…ちょっぴりビターで切ない、ラブストーリーです。
……あらすじはこんな感じです! 説明、上手にできてたかな?
ルーシーは天真爛漫で可愛いし、ヘンリーは一途に彼女を思い続けていて、やさしくて、せつなくて、かなしくて…感情がぐちゃぐちゃになった。彼女の症状は、これ以上進行(悪化)はしないけど、良くもならない。つまり、永遠に「今日」を忘れてしまうのです。 水族館に行って魚の解説を聞いても、サンセットビーチに行って濃厚な時間を過ごしても、明日には最初、他人から始まる。
終始泣かずにはいられませんでした。記憶障害についての暗い部分だけを取り上げているわけではなく、それを理解した上で試行錯誤し、どうやったら前に進めるか、それらを真剣に考える周囲の人たちの物語。 みんなルーシーが幸せになることを望んでいて、ほんとうによかった。彼女が愛されていて、人を愛すことができて本当に本当に良かった。
そうだな…やっぱり… わたしは感受性がかなり豊かな方なので、こういう映画を観るときはティッシュと水がないと辛いですね。わたしがカピカピに乾いて干からびてしまう。 本当に弱いのです。この手の映画や、本に。
よければ、みんなも観ましょう。オリジナルではなく、日本リメイク版(長澤まさみさん達がやっているもの!)はアマプラで閲覧可能なようなので、そっちであれば気軽に観られるかも。 わたしも、これから時間があったらリメイク版の方も観てみようと思います🎵たまにはこういう時間もあっていいね、ゆたかなひとときでした〜。
それでは、これにてかんろ🎞️
今回、「50回目のファースト・キス」という、2004年に公開されたアメリカ映画を観ました。普段ラブロマンス系統の映画はあんまり観ないんですけど、これは昔からずっと気になっていて。 全米一位🥇記録しているし、洋画ではテッパン中のテッパン、なのに観ていなくてずっとウズウズしていました。
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『50回目のファースト・キス』(ごじゅっかいめのファースト・キス、原題:50 First Dates)は、記憶障害の女性と、一途な愛を貫く男とのロマンティック・コメディ。全米1位初登場を記録している。(Wikipediaより引用)
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本当にその通りのストーリーで、これ以上に説明ができないんだよなあ…。 ちなみに、鑑賞後レビューなどで「本当にこんな記憶障害起きるの?」というコメントを見かけましたが、短期記憶だけ抜けてしまうという障害は、先天的であれ後天的であれ実際にあります。 ただ、リアリティが無いという風に思えてしまう気持ちもよくわかる。だって、私たちは昨日のことを忘れずに覚えているし、さっき食べたご飯のことも覚えている。だから、ありえない世界に思えてしまうのも仕方がないことだと思います。
この映画の冒頭~中盤では、彼女(ルーシー)も、周囲も、同じ日/同じ場所/同じ所作を繰り返します。彼女の記憶は、一日しか保たれないから。
この物語の主人公であるヘンリーは、そんなルーシーにカフェで一目惚れをして、彼女とも意気投合するのですが…翌日には、ルーシーは彼のことを忘れてしまっていました。 なんで? どうして? あんなに仲良くなったのに! テンパる彼をお店の人は連れ出し、ルーシーが過去に遭った事故と記憶障害について説明してくれます。 そこからは、彼も劇団員の仲間入り。彼女の、繰り返す日曜日の中の1ピースとして奮闘します。時にうまくいき、時にフラれ…
しかし、現状は保つことができても、未来には進めません。彼女が不幸なことに自分の事故、記憶について知ってしまう日もありました。
そこでヘンリーは毎日更新されるビデオレターを作成し、毎朝ルーシーにすべてを思い出させる。そしてまた、彼女も彼やその日起きた出来事を日記につけ、記憶を引き継ぐ努力をします。 これらが無ければ、ただの他人であるふたりが、ビデオレター、日記を通じて毎日幸せな恋人になれるのです。
やがてヘンリーは自分の夢(海洋研究)を諦めて、ルーシーとの日常を守ることを選びますが、彼女はそれを良くは思いませんでした。自分の存在が、彼の夢を滅ぼしたと思っているからです。 そこで、ルーシーはある行動に出ます。最終的に、二人の結末がどうなるのか…ちょっぴりビターで切ない、ラブストーリーです。
……あらすじはこんな感じです! 説明、上手にできてたかな?
ルーシーは天真爛漫で可愛いし、ヘンリーは一途に彼女を思い続けていて、やさしくて、せつなくて、かなしくて…感情がぐちゃぐちゃになった。彼女の症状は、これ以上進行(悪化)はしないけど、良くもならない。つまり、永遠に「今日」を忘れてしまうのです。 水族館に行って魚の解説を聞いても、サンセットビーチに行って濃厚な時間を過ごしても、明日には最初、他人から始まる。
終始泣かずにはいられませんでした。記憶障害についての暗い部分だけを取り上げているわけではなく、それを理解した上で試行錯誤し、どうやったら前に進めるか、それらを真剣に考える周囲の人たちの物語。 みんなルーシーが幸せになることを望んでいて、ほんとうによかった。彼女が愛されていて、人を愛すことができて本当に本当に良かった。
そうだな…やっぱり… わたしは感受性がかなり豊かな方なので、こういう映画を観るときはティッシュと水がないと辛いですね。わたしがカピカピに乾いて干からびてしまう。 本当に弱いのです。この手の映画や、本に。
よければ、みんなも観ましょう。オリジナルではなく、日本リメイク版(長澤まさみさん達がやっているもの!)はアマプラで閲覧可能なようなので、そっちであれば気軽に観られるかも。 わたしも、これから時間があったらリメイク版の方も観てみようと思います🎵たまにはこういう時間もあっていいね、ゆたかなひとときでした〜。
それでは、これにてかんろ🎞️
